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省エネ基準の義務化により購入者が考慮すべきポイントは?

強度や耐火性などは優れていますが、省エネ基準の義務化を考えると、アルミサッシ窓を選ぶのは難しくなっていくでしょう。世界の方向性は断熱重視に傾いていますから、日本でも今後はアルミサッシではなく、アルミに対して1000倍もの断熱性を有する樹脂窓が主流になる見込みです。
樹脂窓の採用が進んでいるヨーロッパ諸国では、窓の断熱性が最高クラスで、冬は暖かく外気の冷たさを感じない過ごし方ができます。比較的、高断熱住宅が多いとされるアメリカよりも上で、住宅の種類によっては倍に近い性能差が生じているほどです。

日本との比較では更に差が開いていますから、いかに省エネ対策が遅れていて、多くの人達が性能の低い家に住んでいるかがわかります。中国にも先を先を越されてしまっているので、日本の省エネ基準の義務化は急務で、短期間の内に取り組まざるを得ないというわけです。この省エネ基準の義務化は、住宅における一種の2020年問題と呼ばれることがあります。
かつて見直された耐震基準の改正では、改正後に価値が低下する住宅が次々と登場して問題となっています。

住宅の耐震性能次第では、文字通り資産価値の激減が発生しますから、省エネ基準の義務化も考慮すべき重要性が高いといえるでしょう。仮に、購入した住宅が省エネ基準に不適合でも、罰則はないのでそのまま住み続けることが可能です。ただし、法的には違法と見なされる恐れが強まりますから、将来的に手放そうとしても買い手が付かなくなる事態が起こります。ローンを組む場合は銀行がお金を貸してくれなくなる、そういったリスクも懸念されるので、購入者にとってこの問題の大きさは甚大です。

それに何より、性能の低い家というレッテルが貼られるわけですから、気持ち良く住み続けられるかといえば疑問が生じます。今後、住宅を選んで購入する予定がある人は、省エネ基準をベースに家を選定したり決める必要があります。長期優良住宅の認定は必要最低限の条件なので、これだけを見て住宅の性能を評価するのはリスクが高いです。
長期優良住宅の認定
長期優良住宅とは、耐震性や省エネルギー性が評価されている家のことで、全部で8つの基準を満たす場合に認定されます。省エネルギー性の評価指標もあるので、認定を受けていれば省エネ基準も達成していると思いがちです。
耐震性やバリアフリー性、劣化対策に維持管理と更新の容易性などの基準は並びますが、いずれも2009年に定められたもので時代遅れです。しかも当初から最低レベルといわれていたので、当然ながら現代で求められる基準とは大きく掛け離れ、時代には全く合わなくなっています。

つまり、新基準になってようやく世界レベルに追い付き、いよいよ本格的に省エネ性能が厳しく評価されるようになります。省エネ基準の義務化の時代においては、長期優良住宅の認定を受けているのは当たり前で、もっと高性能を叩き出すことが不可欠です。もし基準を満たさない住宅を手にした場合、大切な家は不適合とされてしまいますし、違法性が問われて資産価値が低下する結果に至ります。
それは何としても避ける必要がありますから、義務化を先のことだと考えるのではなく、今から知識を付けて正しい住宅選びを始めるのが理想的です。

エネルギー問題となると難しそうなイメージですが、住宅に限っては断熱性の良し悪しが判断できれば、省エネ基準を満たしているか否かの判別が行えます。省エネ基準の義務化を達成している家なら、2020年を過ぎても安心して住み続けられますし、長期的に考えても快適で長持ちする住宅が手に入ります。断熱性は窓の性能に加えて、壁や天井部分の作りも大きく影響します。

決して窓だけで決まる性能ではありませんから、住宅販売で高性能な窓を採用しているといわれても鵜呑みにせず、他の部分も見て総合的判断することが求められます。断熱はエネルギー効率を変えてしまうポイントで、快適性にも時には家の寿命にも影響を与えてしまいます。
2020年以降は省エネ性能が住宅の価値を決める、そう言っても過言ではありませんし、その位のつもりで家を選定したり購入する心構えが必要です。

価格の安さは魅力的ですが、もうそれだけでは適正な住宅を選ぶことは難しくなってきています。断熱性の確保にはコストが掛かるものなので、安過ぎる家は不安が生じますし、性能面に問題はないかという疑問にも繋がります。高ければ良い家とも限りませんが、理由なく安くて高性能な家が手に入るのもあり得ないので、性能を評価してから価格だけの価値があるか判断することが大切です。
住宅に対する評価基準は厳しくなりますが、だからこそ消費者も厳しい目で、価値ある世界基準の家を選び抜く心構えが問われます。
購入者のメリット・デメリット
立ち上がっても座っても室温の違いが感じられないので、冬に足元が極端に冷えたり、夏場に頭がのぼせる恐れが減ります。気温の変化で簡単に体調を崩してしまう人にとっては、快適で安心して暮らせる家となります。ヒートショックのリスクが高い高齢者は、このように断熱性が優れる省エネ住宅であれば、不整脈や血管疾患の発症が避けられます。

季節に関係なく、快適に暮らせるようになる上に、健康を守る住宅になるのが世界基準の住宅のメリットです。断熱性の向上一つで実現するメリットは、他にもエアコンや暖房器具の消費エネルギー減少、カビの発生や繁殖が避けられる衛生面にも現れます。

冷やした空気や暖めた空気が室内に閉じ込められるので、冷暖房器具に求める性能は低く済みますし、電源を切っても断熱性が快適性を持続させるわけです。温度差が小さく結露を生じにくいことから、カビもシロアリの心配も最小限に抑えられます。

この快適性に深く関わる温度差は、室内における部屋同士でも小さく、何処でも快適に過ごせる住環境の実現に結び付きます。例えば、廊下に出ると足元が冷える、あるいはトイレの空気が冷たいといった不満が解消します。

換気量が低下するわけではありませんが、熱移動は緩やか変化することから、床や空気の温度も変化量が小さくなるのです。

 
省エネ基準の義務化住宅
今までの不満が一挙に解決する、そのようなメリットが省エネ基準の義務化住宅にはあるので、前向きに購入を考えるだけの価値が認められるでしょう。

騒音が伝わりにくく夜間が静かになったり、木造や古い住宅にありがちな、隙間風の発生もなくなるので快適です。換気システムさえ正常に稼働させておけば、外から入り込む嫌な臭いは避けられますし、空気を新鮮に保てるので健康の不安も心配無用となります。

一方で、省エネ基準の住宅を購入するデメリットがあるとしたら、それは従来よりも価格が高くなる傾向にあることです。断熱性の向上には、高性能な断熱材の選定や十分な量の使用など、コストに直結する問題や課題があります。断熱材を使わない、もしくは減らして同等の性能を達成するのは不可能なので、コストの上昇は避けられないデメリットです。

初期費用の高さは無視できない問題ですが、長期的には冷暖房費の節約が実現するので、次第に元を取ることができて初期コストが償却できます。ただ、窓はほぼ樹脂窓一択でこちらも費用が気になりますから、寿命を迎える際にはアルミサッシ以上のコストが掛かる懸念が生まれます。

紫外線に弱そうなイメージがある樹脂窓は、思いの外長寿命で、早くから採用されている海外でも認められています。簡単に寿命を迎える心配はありませんから、コストといってもそれほど不安に感じなくても良い部分です。結露が生じにくい素材なので、窓周りは腐りませんし壁の中も同様に長持ちするでしょう。住宅の購入や建築では、省エネ住宅に詳しい業者を選ばなければいけない、いわゆる手間のようなデメリットがあります。

義務化によって基準が見直され、従来の常識は通用しなくなりますから、時代に遅れていない業者を味方に付けることが欠かせないです。

省エネに精通していて、断熱性能を引き出せる業者であれば、新基準の住宅を購入する心配や不安がなくなります。問題は頼れる業者を探すことで、需要が高まり引っ張りだこになる可能性がありますから、早めに見付けなければいけない点がデメリットに加わります。

メリットとデメリット、そのどちらもある省エネ基準の義務化ですが、トータルではメリットの方が上回る様子です。デメリットの解消は不可能ではありませんし、上手くいけばメリット以外の不満がなくせます。コストのデメリットだけはどうしても避けられませんが、発生するのは一時的なコストですし、時間を掛けて少しずつ解消できるものです。

ひと度省エネ基準の家に住み始めると、もう元には戻れない位の快適性や住心地がメリットに感じられるでしょう。デメリットが気にならなくなる、そんな感想が抱ける可能性を秘めますから、義務化の適合を考えなくても家を購入するなら断然新基準の省エネ住宅です。

2020年には、省エネ住宅以外を選ぶメリットはなくなるので、どの道旧来の住宅を選定する意味はないです。

断熱性の高い省エネを新基準に定めていますから、時代に合う快適な家を見付けて買う、それがメリットをもたらす住宅の買い方になります。
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